先週の金曜日、文春の坂本さんが、
「菊五郎の色気」の見本本を届けてくださった。
家の近くまで足を運ばせてしまったので、猫実の鮨屋「山清」で食事をする。
新しい本が刷り上がったときは、いつも、うれしさがこみあげてくる。
ただ、内容については、何度も校了紙で読み返しているので、
しばらく読みたくないというのが、なんとも微妙な間合いである。
なにはともあれ、本当にこれで一段落。
次は、坂東三津五郎さんの聞書きの仕事が、すでにはじまっている。
今年の後半は、この原稿のまとめに忙殺されることになるのだろう。
4 件のコメント:
「菊五郎の色気」の本購入しました。
とても詳しく書かれていまして、
音羽屋さんファンの自身と致しましては、
とても興味深くまた楽しく読ませて
頂きました。
菊之助さんやしのぶさんまた
菊五郎夫人のコメントも書かれてまして、
長谷部さんとの交流の深さを感じました。
私自身の周りのファンの人達にも、
素晴らしい本があるとこれから、
宣伝したいと思います。
また「演劇界」の長谷部さんの
演劇論を楽しみにしています。
では、失礼します。
コメントありがとうございました。
音羽屋のみなさんの協力があって、
書き上がった本です。
渡辺さんの写真とともに、
楽しんでいただければうれしく思います。
「菊五郎の色気」読ませていただきました。
以前にみた舞台が、先生の文章によって目前に再現され、さらに作品を深く楽しめた気分になりました。
あと、ここに書くことではないかもしれませんが、武智鉄二の伝統芸能鑑賞の会は、正しくは「断絃会」ではないかと思います。
細かいことですみません。
三津五郎丈の芸談、楽しみにしております。
しばらくネットを見ておりませんでしたので、
お返事が遅れて失礼いたしました。
ご指摘の通り、「断絃会」が正しく、
校正でも見過ごしてしまいました。
ご親切にご教示くださり、嬉しく思います。
いくつか見落とし、誤植が見つかっておりますので、二刷りになる機会があれば、なんとか訂正したいと思っています。
ありがとうございました。
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