2007年3月11日日曜日

菊五郎の色気

文春新書の書き下ろし「菊五郎の色気」が、いよいよ大詰めになり、
毎日、格闘しています。当代の尾上菊五郎について書きたいと思い始めたのは、
この数年のとこで、平成のはじめを第一期の黄金期とすると、今、第二の黄金期を迎えつつある
菊五郎さんについて、本を残したいと思い始めたからです。
二月には、長女の寺島しのぶさんをわずらわせて、取材に行って来ました。
PARCO劇場の「フールフォアラブ」に出演中だったのですが、
突然の申し込みにもかかわらず、すぐに会っていただけたのは、ありがたいことでした。
昼の部と夜の部のあいだ、貴重な時間をわずらわせてしまいましたが、
お話しはとてもおもしろく、書き下ろしがずいぶん豐かなものになったと思います。

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