2007年3月27日火曜日

不思議


こうしたブログに、行った店を書いているのを見て、なんだかよくわかりませんでした。
ガイドを考えるのであれば別ですが、レストランもホテルも、それぞれのものです。
あるひとが気に入ったからといって、だれもが、お気に召すとは限らない。
友人たちが、ホテルをなかなかすすめてくれないのを、いぶかいく思ってきましたが、
それもゆえあることなのだろうな、と、このごろ思います。
ただ、失われていく日常をつなぎとめるために、店の名前を書いておくのも、
意味のあることなのかな、とも思うようになりました。
あさ、ホテルです。「Opera de NOailles」
ひる、「えびす」
よる、「Le Rconfort」
おすすめです。

写真は、マレで深夜に入ったカフェのメニューです。

今日は何を……


今日は何をしたのかといわれるのが、とてもむずかしいです。
朝、起きて朝食を取り、書き下ろしの原稿を書きました。
そのあと、昼食を取りに近所に出かけて、地元のスーパーで、
爪切りなどの日用品を買って、ホテルに戻ったら、
日本文化会館へ出かける時間でした。
2時間ほど詰めて、通訳者の方と話して、ホテルに戻り、
文學界からファックスされてきたゲラを戻し、
友人と夕食を食べるためにマレ地区に出かけました。
充分な生活です。
あまり東京にいるときと、変わりがないともいえます。
景色と空気が変わっているだけで。

2007年3月26日月曜日

快晴


よく晴れています。海外にでるととても天気が気になります。
その日の気分ばかりではなく、行動範囲が広がるからかも知れません。
昨日は、ポンポドーに「サミュエル・ベケット」の展覧会に行って来ました。
主な出品作は、手稿と舞台の記録ですが、老いも若きも、かなりの人数が詰めかけいるのには、びっくりしました。
パリの人々は、移り住んだ偉大な芸術家を尊敬する伝統があるのでしょうか。
日本では、考えられないような混雑で、複雑な気分になりました。

2007年3月25日日曜日

晴れ間


昨日、一昨日と、雲がたれこめていましたが、今日は青空が見えます。
日曜日なので、出かけるのがおっくうになり、ホテルで仕事をしています。
いつも友人たちに笑われるのですが、海外にいっても出不精なのは直らず、
一日、昼間はホテルの部屋で、コンピュータに向かっていたりします。
その悪癖を克服すべく、今朝は、近所に散歩に出ました。
夕方からは、ポンピドーセンターでやっている
サミュエル・ベケットの展覧会に出かけようと思い立ちました。

雨模様

一日、雨模様でしたので、ホテルに籠って、レクチャーの準備をしていました。
おかげさまで、仕事がはかどりました。
昼食のついでに、ふらっと出て、ギャルリ・ラファイエットがセールをやっていたので、
うっかり忘れてきたセーターと靴を買いました。
東京では、ほとんど買い物などいかないのに、海外にでるとつい、出歩いてしまうのが不思議です。
「なんででしょう」と友人に尋ねたら、「時間があるからじゃないですか」とあっさり。
確かに。
あまり泊まったことのない地区にいるので、新鮮といえば新鮮。勝手がわからいといえば、わからない。
周囲にスーパーが見あたらないので、水も買えずに、右往左往しています。

2007年3月24日土曜日

パリ・オペラ座公演

パリに到着しました。
空港からホテルへ入ったところ、ホテルがオーバーブッキングをしていて、
その日、近所のホテルへ回されてしまいました。
ずいぶん、いろんなことろへ行きましたが、こんな事態ははじめてでめんくらいました。
もう少し若かったら、喧嘩して、自力でどこかを探すところですが、
このごろ弥太五郎源七なので、大人しく移りました。
ふたつ名前だと、威張っても、寄る年波には勝てません。
食事をして早く寝てしまいました。
なさけないことです。

2007年3月22日木曜日

特典航空券

特典航空券で海外に行くのは、至難のわざのようです。
前にもご報告しましたが、パリで、「歌舞伎の新しい波」についての講演会があります。
パリの日本文化会館での仕事ですが、これを機に、たまりにたまったマイレッジを使おうと、
12月の段階から予約を入れていましたが、「もちろん」空席待ちのまま放置されておりました。
昨年、さいわいなことに、仕事が重なり、事前プラチナ、ということになっていましたので、
3月になってから、プラチナデスクに、何度も電話を入れました。
コミュニケーターのかたは、みなさん、親切なのですが、らちがあきません。
相談のあげく、ANAの特典航空券ではなく、スターアライアンスの特典航空券で、
席を押さえてもらいました。もちろん直行便ではなく、ワンストップです。
なぞ、というか、納得しがたいのは、ANAは、自社の席を出さずに、知らん顔していることです。
結局、他社便の席を、よりマイレッジのかかるスターアライアンスの特典航空券で、手配せざるを得ないところに追い込まれました。
不平を聞いて貰えるのが、プラチナデスクの役割だとしたら、お互いにかなしいことのような気がいたしました。

晴れ間

風邪がようやく抜けて、楽になりました。
ただ、電話口には、「どうしたの」といわれます。
まだ、鼻声がきついようです。
昨日は、三津五郎さん、今日は、菊之助さんとお目にかかり、
取材にあけくれる毎日でした。
このごろ、取りかかっている仕事もあって、
菊五郎劇団の戦後について、考えることが多くなっています。
そのなかで、梅幸、松緑を中心に、結束を固めていった意味をかみしめています。
ついには、六代目について、考えることになるのでしょう。

2007年3月20日火曜日

風邪と書庫

図書館の書庫で、あれこれ探しているのは、仕事だからではなく、
その埃臭い空間に愛着を持っているからだと思う。
けれど、そんな時間が、本当に辛くなるのは、風邪を引いているときだ。
埃臭いばかりではなく、図書館の書庫は、暖房がなく、底冷えがする。
下半身から冷気が忍び寄ってくるなか、目当ての本が見あたらず、
右往左往しているときの心細さといったらない。
たいていそんなときは、用が足らず、また出かける羽目になる。
今日になってようやく、風邪が落ち着いてきた。
これからインタビューの仕事に、神保町まで出かけてくることにしよう。

2007年3月19日月曜日

年度末の行事

年度末の行事が終わり、ほっとして神保町を歩きました。
豊田書店、矢口書店、信山社、三省堂書店をめぐって、駐車していた車に戻ろうと、すずらん通りを歩いていたら、
古い友人にばったりあって、びっくりしました。大正大学で教えているのは、聞いていましたが、
神保町に事務所を構えて、編集の仕事もばりばりこなしている様子で、なによりでした。

2007年3月15日木曜日

バックナンバー

演劇出版社が現在、在庫しているバックナンバーや書籍については、
今後も購入が可能だと聞きました。私は必要なタイトルは、これを機会に購入しておいたほうが
安心だと思い、発注しました。社の体制が変わるとのことなので、早め早めが大事と思いました。
奥村書店など、歌舞伎専門書店がありますが、いつでも、手にはいるとは限りません。
これを機に、みなさんも必要な書籍は、買っておいたほうがよいのではありませんか?
老婆心ながら、ブログに書かせていただきました。

2007年3月13日火曜日

演劇出版社

演劇出版社の「演劇界」が、来月発行される5月号で、ひとくぎりになると聞きました。
もちろん、8月にはリニューアルされるということですので、一安心ですが、
数ヶ月でも、刊行がとぎれるのは、とても残念なことです。
先日、ご報告しましたが、今、「菊五郎の色気」を書いています。
執筆の過程で、いかに演劇界のバックナンバーが役に立ったことか。
五十年後、百年後の研究者、愛好家のためにも、こうした歌舞伎専門誌が、
長く、生き延びていくように願っています。
それには読者の支持が得られるような編集方針の転換も重要だと思います。
また、歌舞伎俳優、松竹の協力も不可欠でしょう。
はたからみていても、演劇界と歌舞伎のインサイダーとの関係が、
いまひとつうまくいっていないように思います。
それには、私たち劇評家が、信頼に足るような原稿を発表していくことが、
なにより先決だと考えています。

里春ねえさん

先日、矢野さん、上村さんと、歌舞伎座の招待日のあとに、お話ししたことは、このブログに書きました。
祇園の里春ねえさんを、招いてみたいという話が、その折り、まとまりました。
早速、問い合わせてみたのですが、体調が思わしくないようで、この話は実現できませんでした。
残念なことです。
やはり、年齢がかかわることは、ためらって、遅くに失しては、後悔を残します。
これからは早め早めに、と思います。
今日は、宮川町のたけもとのおかあさんと、電話で話していました。
劇場ではなく、お座敷で、舞を観ておきたいと、つくづく思いました。

PQ

六月にパリで舞台美術を中心とする国際会議が開かれます。
関心のあるかたは、ぜひごらんください。
http://www.pq.cz/en/
パネルディスカッションに招かれていますが
行けるかどうかは、まだ微妙です。
四年に一度の大きな会議なので、
ワークショップなども数多く開かれますので、
検討されるとよいかと思います。

2007年3月12日月曜日

パリでの講演

22日もしくは23日から、パリに出張いたします。
パリ・オペラ座ガルニエで、団十郎、海老蔵、亀治郎で、「勧進帳」の公演があるのを記に、
パリ・日本文化センターで行われる講演を、行うのが仕事です。
講演には、後半、ゲストで、亀治郎さんをお招きいたします。
観客のほとんどは、フランス人だと思いますが、どのようなレクチャーになるのか、
今から楽しみです。パリにいらっしゃるコアな歌舞伎ファンのかたは、
どこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。

御所五郎蔵

今日は一日、菊五郎の「御所五郎蔵」について、書いていました。
男ぶりでみせる芝居なのか、それとも子団次の初演を重く見て、
情けない男と考えるべきなのでしょうか。
いずれにしろテキストを読み込んだからといって結論がでるのが、
歌舞伎ではないようにも思います。
何を見たいかというビジョンが、受け手の側に必要なのでしょう。

2007年3月11日日曜日

菊五郎の色気

文春新書の書き下ろし「菊五郎の色気」が、いよいよ大詰めになり、
毎日、格闘しています。当代の尾上菊五郎について書きたいと思い始めたのは、
この数年のとこで、平成のはじめを第一期の黄金期とすると、今、第二の黄金期を迎えつつある
菊五郎さんについて、本を残したいと思い始めたからです。
二月には、長女の寺島しのぶさんをわずらわせて、取材に行って来ました。
PARCO劇場の「フールフォアラブ」に出演中だったのですが、
突然の申し込みにもかかわらず、すぐに会っていただけたのは、ありがたいことでした。
昼の部と夜の部のあいだ、貴重な時間をわずらわせてしまいましたが、
お話しはとてもおもしろく、書き下ろしがずいぶん豐かなものになったと思います。

2007年3月5日月曜日

昨日

昨日は、歌舞伎座を、昼と夜、続けてみてきました。
昨月の「忠臣蔵」通しに続いて、今月は、「義経千本桜」の通しです。
義太夫狂言を、一日、見続けるのは、かなりしんどいことですが、
先月、今月と、座組が充実し、よい内容だったので、それほど疲れなかったのが正直なところです。
終演後、評論家の矢野さん、上村さんと、誘い合って、楽屋口向いの「かめ幸」に行きました。
ほっとする時間です。
「かめ幸」のおすすめは、鶏のレバーのショウガ焼きで、三人で、「これはおいしいね」と、
つまみを楽しみました。9時過ぎから11時まで、あっというまの時間です。
話題はあれこれ、飛びましたけれど、職業をともにする同士で過ごす時間は、刺激的です。

ごぶさたしていました

ネットに書き込みをするのは、ずいぶん久しぶりです。
初期から、ネットにかかわっていたので、ブログ全盛の今に、なんとなく飽きてしまったというのがあります。
どこまで、続くかどうかわかりませんが、また、思いついたことがあれば、書き込んでいこうかと思い立ちました。
タイトルは、シアターゴーアー・ディレクトリーとしましたが、まったく関係のない話題について、触れていくような予感もします。
よろしくお願いいたします。

はじめました

久しぶりに、はじめました。これからもよろしくお願いします。